ちよつと自信をなくしてきてしまいました
2008/09/02 15:58:58
「ばかやろう」
固く握った拳を、古びた壁に叩き付けた。
「ばかやろう」
何千何回と繰り返されてきたその行為。
「ばかやろう」
壁には凹み一つ見当たらないが、強く握り締めすぎたためか関節が白くなっている拳には赤みがさしはじめている。
「ばかやろう」
そういえば相手は野郎じゃなかったなとどこか冷静な自分が呟く。
その行動に意味などないと自分が一番分かっているのに、彼はその行動をやめる気になれなかった。
その反対側。
「ばーか」
彼女は一人ベッドに寝そべって、枕元のビー玉を壁に投げ付けている。
「ばーか」
累々と転がっているビー玉が、その回数を物語っていた。
「ばーか」
瓶から再びビー玉を一掴み取り出そうとした彼女の整った爪が、瓶底の冷たい硝子にかちりと当たる。
「ばー…」
彼女は溜め息を吐いて、重い腰をあげた。
――――――
と、ここまで考えて続きが思い付きません(ずーん)
とりあえずこっちにあげます。そもそもこれがドリなのかすらも分からない…
恋戦きたぁぁ(曲の話です)
塾始まるなあ
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