執着の駅
2008/05/24 00:13:22
ヒソカ夢文しかネタが思い付きません
ということでまたやらかしました 苦手な方はバックプリーズ
ちなみに管理人脳内設定でヒソカが白粉とかぬってることになってますごめんなさい
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彼は風呂上がりのほてった体を冷ます様に丁寧に、白粉を顔にまぶしていく。
健康的な肌色が、無機質な白に変わる瞬間だ。
寝起きで働かない頭を振って起こし、てきぱきと動く彼の手を見つめた。
「…ヒソカってさ」
「なんだい?」
「どうして化粧するの」
なんだかよく分からない筆で顔に星を描きながら道化師は言った。
「その方が面白いだろ?」
彼はひどく気紛れだ。
それは私だって知っているし、ヒソカだって分かってる。
だからきっと彼が気紛れだと言うならば気紛れでの行為なのだろう。
「…そう」
なぜ私がいきなりそんな問いを投げたのか、それすらもどうでもいいように彼は何も言わなかった。
彼は固執しない。
捕らえることのできない、もの。
それでも捕らえたいと思う私は
「…きっと愚かなんだろうなあ」
そんな呟きだって無視をして。
沈黙は愛
「(信じたいのはどっち?)」
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マンセー。
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