調子こいて小説書いてみた。反省はしない
2008/03/12 19:45:17
ふと視線を逸らしたその先にあったそれは、酷く物憂げな表情で僕を見た。
影が見ていた、
いつの日からか。
ふと何かから目を逸らした時、逃げた時、それはいた。
驚いたことは一度も無く、むしろ親近感を感じた事も多い。
何をするということもなく、ただただ僕を見ているだけのそれは、僕の思ったことを反映しているようにも見える。
何故なら僕が怒っている時それは赤かった。渇いた血の様に暗い赤。僕が哀しかった時それは深い湖底の様な碧色をしていた。
どんな形をしていたかと言えば、なんとも言えない。陽炎のように様々な形になってそれは存在していた。
だから僕が怒りの余り相手から目を逸らした時、尻尾を脹らませ、鋭い歯をむき出しにした赤茶の猫を見られることが度々あった。
だが僕が中学に入った時、その色は少しだけ薄くなった。
僕が高校に入った時、その色は一層薄くなった。
僕が大学に入った時、その色は僕が視認できる限界を超えそうなほど薄くなった。
そして社会人になった時、それは消えた。
その瞬間は何気なく、だが確かにやってきていて、今の僕が幾ら目を逸らしても、そこには何もなく、その空間はただ虚無感だけが支配していた。
それが何だったのか、僕は知らない。知り得る術も、無い。
期待をこめて目を逸らさなくなった僕は、前を向けたということなのだろうか。それを知り得る術も又、無いのだった。
お粗末さまでした、意味不明ですいませんでした←
影が見ていた、
いつの日からか。
ふと何かから目を逸らした時、逃げた時、それはいた。
驚いたことは一度も無く、むしろ親近感を感じた事も多い。
何をするということもなく、ただただ僕を見ているだけのそれは、僕の思ったことを反映しているようにも見える。
何故なら僕が怒っている時それは赤かった。渇いた血の様に暗い赤。僕が哀しかった時それは深い湖底の様な碧色をしていた。
どんな形をしていたかと言えば、なんとも言えない。陽炎のように様々な形になってそれは存在していた。
だから僕が怒りの余り相手から目を逸らした時、尻尾を脹らませ、鋭い歯をむき出しにした赤茶の猫を見られることが度々あった。
だが僕が中学に入った時、その色は少しだけ薄くなった。
僕が高校に入った時、その色は一層薄くなった。
僕が大学に入った時、その色は僕が視認できる限界を超えそうなほど薄くなった。
そして社会人になった時、それは消えた。
その瞬間は何気なく、だが確かにやってきていて、今の僕が幾ら目を逸らしても、そこには何もなく、その空間はただ虚無感だけが支配していた。
それが何だったのか、僕は知らない。知り得る術も、無い。
期待をこめて目を逸らさなくなった僕は、前を向けたということなのだろうか。それを知り得る術も又、無いのだった。
お粗末さまでした、意味不明ですいませんでした←
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