忙殺されつつあるわたし、を
2010/01/18 21:21:21
日々に追われている。
過ぎ去って行く日は所詮刹那的な何かにすぎなくて、それは時間と同じで、ひどく気まぐれ。だから追われるなんて有り得ないのだけれど、それでも私は追われている。
やってもやっても終結しない義務と、堕落している自分とで、世界は均衡を保っていた。だからいつだって繰り返しだし、迫り来る日々に私は喘いでいた。
舌を出して涎を撒いて、目に液体を溢れさせながら。人恋しく思う一方で鳴る携帯が煩わしい。些細な矛盾は現状をひどく的確に映していて、私は官能的な逃避に身を投げる。
ばか。
私を表すなら多分それ。縋るための腕しか持っていない。情けなくて、それから仕方のない人間だ。
死にそうだった。
私はひどく緩慢に、死へ向かっている。私は時間に殺される。全ての命に等しく課される死ですら自ら操れないなら、いっそその時がくる前に。
過ぎ去って行く日は所詮刹那的な何かにすぎなくて、それは時間と同じで、ひどく気まぐれ。だから追われるなんて有り得ないのだけれど、それでも私は追われている。
やってもやっても終結しない義務と、堕落している自分とで、世界は均衡を保っていた。だからいつだって繰り返しだし、迫り来る日々に私は喘いでいた。
舌を出して涎を撒いて、目に液体を溢れさせながら。人恋しく思う一方で鳴る携帯が煩わしい。些細な矛盾は現状をひどく的確に映していて、私は官能的な逃避に身を投げる。
ばか。
私を表すなら多分それ。縋るための腕しか持っていない。情けなくて、それから仕方のない人間だ。
死にそうだった。
私はひどく緩慢に、死へ向かっている。私は時間に殺される。全ての命に等しく課される死ですら自ら操れないなら、いっそその時がくる前に。
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